回文は多くの場合よくわからない文になり、実生活では使えないように感じます。
そこで、ここでは回文の使用例を挙げていきます。知らず知らずのうちに口にしてしまっている回文もあるかもしれませんね。
系列 用例
神主と死ぬんか駆け落ち〜心中(大阪)系 「父ちゃんが結婚許してくれへんかったら、うち、あの人と死んでまう」「・・・お前、あの神主と死ぬんか
柵の要る二塁の草草野球系 監督は業者を呼び柵の要る二塁の草を刈り取らせた
釧路より、よろしく北の国から系 「父さんの手紙なんて書いてあったの?」「『釧路より、よろしく』だって」「あいかわらずキザねぇ」
怒りを超え、子を理解教育系 子育てに悩むお母さん、時には怒りを超え、子を理解することが大事です
一塁審に誤認強いる地位プロ野球系 彼はとうとう一塁審に誤認強いる地位にまで登りつめ、きわどいタイミングの判定はすべてセーフとなった。
隣家の解体以後、すごい居たイカの管理死因系 母は隣家の解体以後、すごい居たイカの管理に追われ、心身ともに疲れきった様子でした。
棚に積むオムツに鉈火サス系 「家の中でいつもと変わった点はありませんでしたか?」「そういえば、決まって母が棚に積むオムツに鉈が刺さっていました」「鉈か、匂うな」
分校覆う昆布学校系 分校覆う昆布を本校の生徒は非常に恐れている
檀家・地主が死ぬ時間だ火サス系 20時30分か、そろそろ恨みを買った檀家・地主が死ぬ時間だ
無印で知る事務OL系 無印で知る事務なんて実際たいしたことないわよ
奇異な鼻息ドラクエ系 えにくすは奇異な鼻息をはなった。スライムナイトは見とれている。
澄ましにします汁物系 「このお豆腐は、味噌汁にするの?それとも澄まし汁?」「今日は澄ましにします
例のモンタナ屈指のシックな反物入れカルチャーショック系 「これが例のモンタナ屈指のシックな反物入れか。なるほど実にシックだ。」
ささくれていない照れくささ爪の根元の皮系 「今回ささくれようと思ったのにはそれなりの動機があるのですか?」「そうですね、未だに自分だけがささくれていない照れくささのようなものがあったのは確かです。」
元来ドナルドのドルなど要らんがマフィア系 「ボス、ドナルドの旦那が足しにするようにってこのカネを」「ふん、元来ドナルドのドルなど要らんがな。もらえるものはもらっておけ」
検査後の御三家芸能人系 左の写真が検査前の御三家で、右の写真が検査後の御三家です。右から西条、郷、野口ですね。
私物化した鹿潰しローカルニュース系 一部官僚の私物化した鹿潰しを、もう一度市民の手に取り戻そうすると運動が奈良で始まった。いずれにせよ鹿は潰される一方である
地下の車には2マルクの価値ドイツの刑事モノ系 「残念だったな、あんたらがせっせと運んだブツは偽物さ。地下の車には2マルクの価値もないぜ」「おのれぇ、野郎ども、始末しろ!!」
水戸の八百屋の冨ローカルニュース系 最近、水戸の八百屋の冨だけを狙う窃盗団が出没しています。水戸で八百屋を営んでおられる方は十分警戒してください。
「いつ死のう」王の失意中世系 「いつ死のう」王の失意をこれほど端的に表すお言葉がいままであっただろうか。
素手です大掃除系 「え、ゴム手袋とかしないの?」「素手です
対岸に五人がいた戦隊もの系 「そこまでだ、怪人ども」という声で振り向くと、対岸に五人がいた。おそらくこれから川を渡るのだろう。
廃れたレタス青春系 少年は廃れたレタス農業を営む実家から、夢と希望を求めて飛び出した
遺跡の監査した資産家の奇声火サス系 事件のあった日の夕方、付近の住民は皆、遺跡の監査した資産家の奇声を耳にしている。
決死の武士と都市部の湿気日本史系 先生は今、明治時代研究の集大成として、西南戦争時の決死の武士と都市部の湿気の関連性について調べていらっしゃるそうだが、苦難の連続だそうだ。
今朝飲んだ件の酒火サス系 今日、家に刑事さんが来て、あんたが今朝飲んだ件の酒についてあれこれ聞いていったよ。まさかやばいことに首つっこんだんじゃないだろうね。
この麦狩りが義務の子プランテーション系 ここにいるのはこの麦狩りが義務の子たちだよ。遊びに行かす義理などないね。
神聖かまいたち対魔界戦士テニス系 ウィンブルドンセンターコートでの決勝戦は、神聖かまいたち対魔界戦士だった。わりと白熱した
際どい井戸脇ドキュメンタリー系 のどかな田舎町の風景だったが、報道規制ギリギリの際どい井戸脇が多く映ってしまいオンエアーはされなかった
爆薬焼く役場天下り系 父は議員を辞め、爆薬焼く役場に再就職した
人家に畏怖を不意に感じ私小説系 小生はその日実家の周りを散歩していて、軒を連ねる人家に畏怖を不意に感じたのだった
イガイガ以外が意外奇形物系 いやね、イガイガはあるだろうと思っていたのですが、イガイガ以外が意外でしたね。やられました
見事な茎の菊菜とゴミ3分クッキング系 ここで見事な茎の菊菜とゴミを20グラム用意し塩茹でにしておきます
裂きイカの怪奇さタイトル系 「卒業論文の題目決めた?」「うん、『裂きイカの怪奇さ―おつまみ文化再考―』にした」
下でレモン漏れ出たし愚痴系 今日は散々な一日だったよ。朝っぱらから苦情の電話は鳴りっぱなしだし、なにより下でレモン漏れ出たし
裏門でおでんもらうミッション系 いいか、お前は裏門でおでんもらうことだけを考えろ
まさか、佐賀逆さま?会話文系 「クイズ都道府県間違い探し、さあ遠藤さん答えをどうぞ!!」「ええー、……あ、まさか、佐賀逆さま?
化けて出てけば?会話文系 化けて出てけば?」先輩のあの一言こそ、僕が幽霊になったきっかけでした
濃いカワウソに添う若い子年長者の危惧系 近頃、都会では濃いカワウソに添う若い子がめっきり減ってしまったという
炊いた鯛叩いた男の料理系 炊いた鯛叩いたら、味噌汁を火にかけてくれ
母の待つタイヤを焼いた妻の母家族の戦い系 父の愛車をパンクさせた上、母の待つタイヤを焼いた妻の母には一家総出でぶち切れた
むごいゴム火サス系 2歳児を含む一家4人殺害?くそっ、なんてむごいゴムなんだ
富良野の裸婦北の国から系 彼女は僕が初めてこの目で見た富良野の裸婦だったわけで
貴乃花抱いたまま跨いだ那覇の方尊敬語系 お客様、そこは貴乃花抱いたまま跨いだ那覇の方の席ですので、移動してください
大佐が裂いた軍事系 躊躇もなく大佐が裂いたのは、部下に見本を見せるためだった
狩人の道理か縄張り争い系 それがここらの狩人の道理か!見損なったぜ
馬が死んだら男子が舞う伝統行事系 昔からこの村では馬が死んだら男子が舞うのが決まりなのだよ
竹や麩菓子がふやけた水害系 先月の津波の影響で町中の竹や麩菓子がふやけたのは記憶に新しい
滝で木焼いたらたい焼き出来た指きりげんまん系 このまえ滝で木焼いたらたい焼き出来たこと先生には絶対内緒な
渡った綱は夏絶ったわ過去詮索系 またその話?渡った綱は夏絶ったわ。それ以上のことは何もないの
低温でおでん置いて猫舌系 今週の土曜空いてる?低温でおでん置いてる店見つけたんだ
門真に外科、木陰に円火サス系 手がかりは被害者が書き残した二つの言葉。「門真に外科、木陰に円」か。やれやれ、二十年前の事件とまったく同じじゃないか
家内のしぶとさと武士の田舎時代小説系 この作品で描きたかったのは、家内のしぶとさと武士の田舎暮らしにおける苦悩です
いかした司会化した歯科医歯科医学会系 いかした司会化した歯科医を中心にシンポジウムは盛り上がった
伊勢の無駄なダムのせい責任転嫁系 伊勢の無駄なダムのせいで受験に失敗した
すでにゴルゴ似です産婦人科系 お母さん、残念ですがお子さんはすでにゴルゴ似です
ダイアルする間火サス系 ホシが犯行現場から離れ共犯者にダイアルする間に空白の20分があるんです
木の実ナナ並みの気格闘技系 今日の彼女からは木の実ナナ並みの気を感じる
目つきがきつめ火サス系 ホシの特徴は目つきがきつめなところだ。わかっているのはそれだけだ
食い逃げに行くお金がない系 金曜の晩は食い逃げに行くのが我が家の習慣だ
悪い手下を足しているわガキ大将系 まあ遠藤さんちの息子さん、また悪い手下を足しているわ
新年会行かん年始心変わり系 「どうせ年始は空いてるんでしょう?」「いや、新年会行かん年始は昨年で終わりにしたいんだ」
戦を目論むアムロ、雲を作為ガンダム系 機動戦士ガンダム第1098話「戦を目論むアムロ、雲を作為
稲垣は覇気がないSMAP系 SMAPの中で稲垣は覇気がないと言われているが、草薙だってない
いかつい使い私小説系 思ったよりいかつい使いがやってきたので小生はいっそこの場で死のうと思った
よく振袖で橇拭くよ必需品系 「どうして犬橇体験ツアーに振袖がいるの?」「だってあそこのおじさん、よく振袖で橇拭くよ
居間狭い新生活系 「駅から5分で家賃5万だったらいいじゃない。これに決めたら?」「やだ、居間狭い
動く6号人造人間系 あまりにせわしなく動く6号を見たときには皆が大笑いした
囲いに行こか世界史系 牧場主の「囲いに行こか」という発言が、かの有名な囲い込み農業の発端になったというのはあまりにも有名な話である
株奪う部下サラリーマン系 課長は会社の株奪う部下にはほとほと手を焼いている
築いたラクダ抱く裸体好きお見合い系 今回のお相手は、一流企業に勤める前途有望な青年で、年収は1000万を超えているが、築いたラクダ抱く裸体好きらしい。どうしようかしら
たぶんブタシェフ系 「シェフ、この料理に使われているのは何のお肉ですか?」「・・・・・・たぶんブタ
友の傷跡と小豆の素戦争の記憶系 戦争のことは忘れたね。思い出すのは友の傷跡と小豆の素を見たときだけだ
飯、イカの買占め世界史系 20世紀初頭、世界恐慌の影響により世界中で飯、イカの買占めが起こった
崖で毛蟹が毛で怪我不祥事系 警察の初動捜査の軽率さが原因で、また崖で毛蟹が毛で怪我をしたらしい
缶きりより金貨ルパン系 銭形のとっつぁんは「ルパンは缶きりより金貨を狙うはずだ」と言い、失笑を買った
民を見下す安田久美を見た中世系 たどり着いた民衆は見上げた城に民を見下す安田久美を見た
無党派層も嘘は疎む選挙系 悪事の限りを尽くした無党派層も嘘は疎むようだ
モヒカンかヒモ二者択一系 モヒカンかヒモか、どちらか今ここで選べ!!
管を巻いた大麻を抱く寛大な心系 わたしは構いません、管を抱いた大麻を抱くことで少しでもあなたの心が癒されるのなら
スカを聴いて定期を貸す寛大でない心系 そう毎回スカを聴いて定期を貸すと思ったら大間違いよ
スルメ屋を辞め、留守帰省系 ずいぶん前にスルメ屋を辞め、留守にしていた甥っ子が帰ってきた
疑惑湧く和議世論系 疑惑湧く和議に世論の焦点は絞られた
妻を射、災いを待つ占い系 そんないて座のあなたは妻を射、災いを待つのが良いでしょう
竹包みを見続けた心の病系 その日以来、妹はろくに食事も摂らずに竹包みを見続けたのでした
臨死対談でおでん抱いた心理レポート系 映画の中で主人公が語る「臨死対談でおでん抱いた心理」について3000字以内で自分の意見を書きなさい。ただし書式は問わない
二枚貝が居間に策略系 ふふふ、二枚貝が居間にあるとは知らず、バカなやつだ
大敵が来ていた寝坊系 目が覚めると10時で、玄関にはもうすでに大敵が来ていた
耐えたニシン、死に絶えた生命への畏怖系 暴虐にもひたすら耐えたニシン、死に絶えた後でさえその生命力に感嘆とさせられる
男子で誠心誠意のいい戦士、伊勢で死んだ悲しい知らせ系 「父さんが前言ってた男子で誠心誠意のいい戦士、伊勢で死んだらしいよ」「そんな話信じるものか」
住まいに居ます日常茶飯事系 その時間なら間違いなく住まいにいます

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