力士会館三階貸切(りきしかいかんさんかいかしきり)
忍耐だけ大胆に(にんたいだけだいたんに)
あ
あれ食えよ、エクレア(あれくえよえくれあ)
アリクイついついクリア(ありくいついついくりあ)
い
いかした司会化した歯科医(いかしたしかいかしたしかい)
いかつい使い(いかついつかい)
いさかいない火災(いさかいないかさい)
イガイガ以外が意外(いがいがいがいがいがい)
怒りを超え子を理解(いかりをこえこをりかい)
稲作なんかあかん、無くさない?(いなさくなんかあかんなくさない)
いざ伺う画家うざい(いざうかがうがかうざい)
一塁審に誤認強いる地位(いちるいしんにごにんしいるちい)
伊勢の無駄なダムのせい(いせのむだなだむのせい)
遺跡の監査した資産家の奇声(いせきのかんさしたしさんかのきせい)
伊丹と観たい(いたみとみたい)
井口立ち食い(いぐちたちぐい)
遺作が仕上がるが足が臭い(いさくがしあがるがあしがくさい)
イカ虐げた医師会(いかしいたげたいしかい)
「いつ死のう」王の失意(いつしのうおうのしつい)
逸脱且つ脱衣(いつだつかつだつい)
良い羽毛もういい(いいうもうもういい)
位牌溜め大敗(いはいためたいはい)
居間狭い(いませまい)
異端児の人体(いたんじのじんたい)
う
馬が死んだら男子が舞う(うまがしんだらだんしがまう)
薄い貝吸う(うすいかいすう)
動く6号(うごくろくごう)
嘘教えた絵師襲う(うそおしえたえしおそう)
裏もけだるい新聞紙いるだけもらう(うらもけだるいしんぶんしいるだけもらう)
浦和でオカマと母が撮るみのもんたは、反物見るとガハハとマカオで笑う(うらわでおかまとははがとるみのもんたはたんものみるとがははとまかおでわらう)
動き鈍く不可解なイカ、下腹部に記号(うごきにぶくふかかいないかかふくぶにきごう)
裏門でおでんもらう(うらもんでおでんもらう)
え
えらくソクラテス噛むカステラ、クソ食らえ(えらくそくらてすかむかすてらくそくらえ)
か
囲いに行こか(かこいにいこか)
家内のしぶとさと武士の田舎(かないのしぶとさとぶしのいなか)
改札機のきつさ以下(かいさつきのきつさいか)
門真に外科、木陰に円(かどまにげかこかげにまどか)
貝殻から外貨(かいがらからがいか)
カメムシ惜しむメカ(かめむしおしむめか)
監査の兵隊への参加(かんさのへいたいへのさんか)
株奪う部下(かぶうばうぶか)
乾電池の沈殿か(かんでんちのちんでんか)
神主と死ぬんか(かんぬしとしぬんか)
缶切より金貨(かんきりよりきんか)
科学説く画家(かがくとくがか)
狩人の道理か(かりうどのどうりか)
崖で毛蟹が毛で怪我(がけでけがにがけでけが)
元来ドナルドの$など要らんが(がんらいどなるどのどるなどいらんが)
家内は素足で過ごす弟子、明日は田舎(かないはすあしですごすでしあすはいなか)
き
奇異な鼻息(きいなはないき)
近日那覇で放つ神亀(きんじつなはではなつじんき)
器具はないか?ふがいない。害ないが不快な歯茎(きぐはないかふがいない。がいないがふかいなはぐき)
帰化円盤絵描き(きかえんばんえかき)
築いたラクダ抱く裸体好き(きずいたらくだだくらたいずき)
木の実ナナ並みの気(きのみなななみのき)
キリンジの人力(きりんじのじんりき)
際どい井戸脇(きわどいいどわき)
疑惑沸く和議(ぎわくわくわぎ)
筋肉包み、続く人気(きんにくづつみつづくにんき)
く
靴にわがままなママ側につく(くつにわがままなままがわにつく)
熊勝手にテッカ巻く(くまかってにてっかまく)
茎を解析し、悪しき聖歌を聴く(くきをかいせきしあしきせいかをきく)
釧路より、よろしく(くしろよりよろしく)
蔵出しで弟子堕落(くらだしででしだらく)
こ
濃いカワウソに添う若い子(こいかわうそにそうわかいこ)
高層倉庫(こうそうそうこ)
個体のイタコ(こたいのいたこ)
「行為。」と言う子(こういというこ)
孤児のマルクス、車の事故(こじのまるくすくるまのじこ)
好み狂わす座る組の子(このみくるわすすわるくみのこ)
この麦狩りが義務の子(このむぎがりがぎむのこ)
肥えた忌々しい姉妹、舞・妙子(こえたいまいましいしまいまいたえこ)
け
今朝飲んだ件の酒(けさのんだくだんのさけ)
外科医も負う重い影(げかいもおうおもいかげ)
検査後の御三家(けんさごのごさんけ)
ケーブル切るブーケ(けーぶるきるぶーけ)
決死の武士と都市部の湿気(けっしのぶしととしぶのしっけ)
さ
裂きイカの怪奇さ(さきいかのかいきさ)
誘うは妃、行き先は嘘さ(さそうはきさきいきさきはうそさ)
最大の桃の偉大さ(さいだいのもものいだいさ)
柵の要る二塁の草(さくのいるにるいのくさ)
些細な駅の消えない笹(ささいなえきのきえないささ)
サンダル、ベストだと滑る段差(さんだるべすとだとすべるだんさ)
酸欠断つ検査(さんけつたつけんさ)
殺気放つ那覇喫茶(さっきはなつなはきっさ)
し
姿勢の良い大尉の伊勢氏(しせいのいいたいいのいせし)
下でレモン漏れ出たし(したでれもんもれでたし)
新手の老舗の背に死の天使(しんてのしにせのせにしのてんし)
私物化した鹿潰し(しぶつかしたしかつぶし)
親鸞混乱し(しんらんこんらんし)
仕込みの要る無類の神輿(しこみのいるむるいのみこし)
自治体にいた知事(じちたいにいたちじ)
人家に畏怖を不意に感じ(じんかにいふをふいにかんじ)
萎びた鍛冶屋地下足袋無し(しなびたかじやじかたびなし)
新機能買うの禁止(しんきのうかうのきんし)
神聖かまいたち対魔界戦士(しんせいかまいたちたいまかいせんし)
進化の時に兄貴との監視(しんかのときにあにきとのかんし)
寝室まで待つ紳士(しんしつまでまつしんし)
す
スカを聴いて、定期を貸す(すかをきいてていきをかす)
隙間の妃、軒先の巻き簾(すきまのきさきのきさきのまきす)
澄ましにします(すましにします)
廃れたレタス(すたれたれたす)
すでにゴルゴ似です(すでにごるごにです)
素手です(すでです)
住まいにいます(すまいにいます)
砂浜でデマ話す(すなはまででまはなす)
スニーカー、パーカー、ニス(すにーかー、ぱーかー、にす))
スルメ屋をやめ、留守(するめやをやめ、るす)
素直なお茄子(すなおなおなす)
せ
世帯主抜いた背(せたいぬしぬいたせ)
た
大敗した私、胃吐いた(たいはいしたわたしいはいた)
集り屋の知人みんなの知らない奈良市の難民自治のやり方(たかりやのちじんみんなのしらないならしのなんみんじちのやりかた)
打撲多い大久保だ(だぼくおおいおおくぼだ)
棚に積むオムツに鉈(たなにつむおむつになた)
竹包みを見続けた(たけづつみをみつづけた)
炊いた鯛叩いた(たいたたいたたいた)
対岸に五人がいた(たいがんにごにんがいた)
ダイアルする間(だいあるするあいだ)
大体の海岸線がイカの遺体だ(だいたいのかいがんせんがいかのいたいだ)
耐えたニシン、死に絶えた(たえたにしんしにたえた)
大佐が裂いた(たいさがさいた)
滝でいつか担いできた(たきでいつかかついできた)
滝で木焼いたらたい焼き出来た(たきできやいたらたいやきできた)
竹や麩菓子がふやけた(たけやふがしがふやけた)
確か貝にイカ貸した(たしかかいにいかかした)
大麻を買う農家を撒いた(たいまをかうのうかをまいた)
民を見下す安田久美を見た(たみをみくだすやすだくみをみた)
檀家・地主が死ぬ時間だ(だんかじぬしがしぬじかんだ)
段差下りも盛りだくさんだ(だんさくだりももりだくさんだ)
高みの扉、村人の味方(たかみのとびらむらびとのみかた)
貴乃花抱いたまま跨いだ那覇の方(たかのはなだいたまままたいだなはのかた)
種まかない仲間寝た(たねまかないなかまねた)
たぶんブタ(たぶんぶた)
態度苦心して紳士口説いた(たいどくしんしてしんしくどいた)
大敵が来ていた(たいてきがきていた)
男子で誠心誠意のいい戦士、伊勢で死んだ(だんしでせいしんせいいのいいせんしいせでしんだ)
ち
血も垂れた餅(ちもたれたもち)
乳飲み子なごみの地(ちのみごなごみのち)
地下の車には二マルクの価値(ちかのくるまにはにまるくのかち)
血糊入りの血(ちのりいりのち)
つ
妻を射、災いを待つ(つまをい、わざわいをまつ)
て
低温でおでん置いて(ていおんでおでんおいて)
掌から火の手(てのひらからひのて)
と
とても勤勉な子コナン、「便器持て。」と(とてもきんべんなここなんべんきもてと)
友の傷跡と小豆の素(とものきずあととあずきのもと)
飛び込む小人(とびこむこびと)
な
泣かんかな(なかんかな)
名高いイカだな(なだかいいかだな)
に
肉体焼いた国(にくたいやいたくに)
二枚貝が居間に(にまいがいがいまに)
臭う鬼(におうおに)
の
野茂、あれ以来レアもの(のもあれいらいれあもの)
は
迫害したわたし医学派(はくがいしたわたしいがくは)
白馬の騎士辞めたため、屋敷の爆破(はくばのきしやめたためやしきのばくは)
化けて出てけば?(ばけてでてけば)
爆薬焼く役場(ばくやくやくやくば)
母の待つタイヤ焼いた妻の母(ははのまつたいやをやいたつまのはは)
ひ
卑屈タモリもたつく日(ひくつたもりもたつくひ)
備蓄基地見て道訊くチビ(びちくきちみてみちきくちび)
ふ
不足補うウナギ置く祖父(ふそくおぎなううなぎおくそふ)
太腿と麩(ふとももとふ)
富良野の裸婦(ふらののらふ)
蕗の薹・ロクロ、玄人の寄付(ふきのとうろくろくろうとのきふ)
深く慎めば飯つつく寡婦(ふかくつつしめばめしつつくかふ)
分校覆う昆布(ぶんこうおおうこんぶ)
ま
まさか、佐賀逆さま?(まさかさがさかさま)
松の葉摘むオムツ派の妻(まつのはつむおむつはのつま)
み
水戸の八百屋の冨(みとのやおやのとみ)
見事な茎の菊菜とゴミ(みごとなくきのきくなとごみ)
見世物も蝉(みせものもせみ)
水染み込む子、身沈み(みずしみこむこ、みしずみ)
磨かないなら要らないな、鏡(みがかないならいらないなかがみ)
水着濯ぎ済み(みずぎすすぎずみ)
む
むごいゴム(むごいごむ)
ムツゴロウ、ロゴ積む(むつごろうろごつむ)
無垢な子が粉汲む(むくなこがこなくむ)
ムードない些細なドーム(むーどないささいなどーむ)
百足は歯で噛む(むかでははでかむ)
婿、しつこい骸骨仕込む(むこしつこいがいこつしこむ)
睦月の妻、鹿の角貸し、松の木積む(むつきのつましかのつのかしまつのきつむ)
村奪う老婆かばう老婆恨む(むらうばうろうばかばうろうばうらむ)
無印で知る事務(むじるしでしるじむ)
無党派層も嘘は疎む(むとうはそうもうそはうとむ)
め
飯、イカの買占め(めしいかのかいしめ)
メカ化した鹿、亀(めかかしたしかかめ)
メルマガ、字が丸め(めるまがじがまるめ)
も
モヒカンかヒモ(もひかんかひも)
もどかしい鹿ども(もどかしいしかども)
よ
よく振袖で橇拭くよ(よくふりそででそりふくよ)
夜にでんぷん3分で煮るよ(よるにでんぷんさんぷんでにるよ)
世のため浮き輪で脇埋めたのよ(よのためうきわでわきうめたのよ)
四回男子の寝台関与(よんかいだんしのしんだいかんよ)
り
臨死対談でおでん抱いた心理(りんしたいだんでおでんだいたしんり)
隣家の解体以後、すごい居たイカの管理(りんかのかいたいいごすごいいたいかのかんり)
リアルに似る蟻(りあるににるあり)
リス組の飲み薬(りすぐみののみぐすり)
力士の殺到とっさの仕切り(りきしのさっとうとっさのしきり)
る
ルイ、はちまき巻き街入る(るいはちまきまきまちはいる)
ルー、ピアノでのアピール(るーぴあのでのあぴーる)
れ
例のモンタナ屈指のシックな反物入れ(れいのもんたなくっしのしっくなたんものいれ)
わ
我が滝の北側(わがたきのきたがわ)
話題が千葉?場違いだわ(わだいがちばばちがいだわ)
渡った綱は夏絶ったわ(わたったつなはなつたったわ)
輪になれ、浪速(わになれなにわ)